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2019.03.04

「ヤマト2202 第7章 新星篇」初日舞台挨拶を聞いてきた

ヤマト2202第7章 初日舞台挨拶回に行ってきました。
以下、その舞台挨拶の感想です。例によって、登壇者さんの発言は私の主観を通したものであり、発言の言い回し等のニュアンスは正確には再現できていません。記憶違いなども混ざってしまっているかもです。よって資料性は無い記事であることをご認識の上お読みいただけますと幸いです。
また同じ理由で、ここで私が書いた話を、一部のみ抜き出して持ち出すこともご遠慮願います。


あと、7章本編を見たことが前提の内容になっていますので、ネタバレを含みます。
個人的には、7章未見の方にはおすすめしません。
(なんか今回は色々めんどくさくてすみません)

さて、本日の登壇者は、羽原監督、シリーズ構成の福井さん、司会は小林治さん。
監督と福井さんは、いつものヤマトTシャツに法被を羽織った姿。監督の靴下の色は確認しそこないましたw(席が前方ではありませんでした)

まずは最終章を迎えての感想を、という質問から。
監督「もう魂が残っていない感じ。感無量です」
福井さん「長かったですね、小学生だった息子が中学生になって、もう誘ってもついてきてくれなくなりましたから(笑)」


質問は企画の始まりの頃の話に。
初対面の時のお互いの印象は、という質問には、
監督「福井さんは初めて会うタイプの人で、ちょっと怖かったんですが、なんか変なTシャツ着てるのでそこでほんわかしたというか」。
先日の声優の神谷浩史さんのインタビューといい、福井さんの変なTシャツに魅入られる人多し(笑)。なお、私もこの変なTシャツのファンでして、どこかで同じのが売ってたら自分も欲しいですw
一方で、福井さんは「羽原さんは、ファンの方も含め関係者すべての『お母さん』という感じで人をまとめてくれて、ギスギスさせない人」。監督から、え、お父さんじゃなくてお母さん?というツッコミが入ってましたが、はい、私もこうしてお話を伺う機会があるたび、お人柄の柔らかさを感じておりましたよ。


福井さんによると、2202の物語の骨子は、初めの企画からほとんど変わっていないのだそうです。7章パンフレットでも触れてらっしゃった、この2202の企画はまず、発注元からの、
・『さらば』のリメイクであること
・主人公は死なせない
・泣かせてくれ
の3つのオーダーありきで始まったという話も。福井さんもこれはあまりに無茶振りだとは思ったが、あの「さらば」のラストの熱量が欲しいということなのだろうな、と理解し、これに答えられたらかなりの達成感があるな、とも思ったそうです。

またこの企画当初の時期、脚本の岡さんが羽原監督に、この物語だとラストのビジュアルはどんなものが頭に浮かぶか?という趣旨のことを尋ねたところ、
「かつての『さらば宇宙戦艦ヤマト』のポスターと同じ、古代と雪が並んでいるあの顔」
「ただし、その表情は『生きるための顔』」というイメージが出てきたので、それをいただいた、と福井さん。

それから、さらばの展開でありながら主人公を死なせない、というオーダーをクリアするためには、
・テレサの住まう高次元=人が死んだら行くところかもしれないところ
・死んだ人はここから戻ってこない、生きている人は戻ってこれる
・主人公は死んでいないが、そこから戻ってくる気になれない = 死んだような状況になる
というロジックを考えたとのことです。それならば、「いろいろあって戻ってくる気になれなかった人が、戻ってくる気になる物語」を作ればいい、と考えたとのこと。
このアイディアは福井さんと岡さんが、話し合って一晩でほとんど作りあげたのだそうです。(なおこの頃、ちょうど羽原監督は「ファフナー」の仕事が佳境だった時期だったとのこと)

こうして、ヤマト2202の物語はすべて、この展開を26話で可能にするために、逆算して作られました。
そして、この物語を成立するために新たに入れた特別な要素(私は、時間断層やキーマンの存在がそれだと受け取りました)はすべて持って帰る(=ラストの時点で残さない)と考えていたとのことです。福井さん曰く「散らかしたものは、片付けないとね」とのことでした。
個人的には、この姿勢は「リメイク請負人」としてすごいなあと、惚れ惚れしましたよ。


よって、2202は必然的に、古代を徹底的に追い詰める話となりました。監督はコンテをチェックしながら「本当にひでえ話のホンだなあ」と思ったのことですが、それならと結果的にもっと酷くしてしまった、とにこやかにおっしゃってて、場内に笑いが。
・・・うん、あのファフナーを作られた監督ですもんね(爆)


26話については、声優さんについてのエピソードも。
あの真田さんの語りについては声優さんの力が大きいことはわかっていてそれ前提にアフレコを行なったのですが、大塚芳忠さんの芝居は、テストの時点でのそれに比べ、本番の芝居が格段にすごいものでそれをいきなり見せられて驚いたそうです。人が1日に使えるエネルギー量というものは限られていて、それを使い切ってはいい芝居ができない。役者さんと言うものはそれをよく知っていて、本番にそのエネルギーのピークが持っていけるようにコントロールしてるものなのですね、と福井さんがおっしゃってて面白かったです。

また、雪の「古代進は地球を救ったぞ!」のセリフの桑島さんの芝居が素晴らしくて、そのために監督は何度も泣かされたそうです。
なお、福井さんによると、この雪のセリフは初出の2話の時点では、ラストに使うことは意識していなくて、あとでラストに持っていっても使えると気がつき、そこまで考えてなかったのにうまくはまった部分だとおっしゃっていました。


福井さんがおっしゃるには、2202を作るにあたって、ただのリメイクにはしない、とまず思ったのだそうです。その上で、ある程度人生経験を積んだ人をターゲットに、そんな人たちにカタルシスがあるように作ろうとしたとのことでした。
絶望の未来になるくらいなら自分は死を選ぶと言うかつてのさらばに対し、
今なら、絶望する未来でも生き続けることをアンサーとして返す作品を作ろうと思ったと。


そして最後の挨拶では、それぞれ
福井さん「過酷なリメイクドラマにお付き合いいただきまして最後にありがとうございました」
監督「(ヤマトファンだった自分に)こんな未来が待っているとは思いもしませんでした。ファンのみなさんと一緒に旅した宝物です。これからもヤマトを愛してやってください」
と言うことを話されていました。

なお、福井さんがおっしゃるには、第7章の、開始時点での前売り予約等諸々の売り上げはリメイクヤマトシリーズで最大となったのだそうです。
これはファンとして、素直に嬉しかったですよ。

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